キナバル山(別名:グヌン・キナバル/アキナバル)は、東南アジアのボルネオ島の象徴的な存在です。東マレーシアのサバ州にそびえ、ユネスコ自然遺産としてキナバル国立公園で保護されています。
キナバル山の最高点は、海抜 4,095.2 メートル (13,435 フィート) のローズ・ピークです。 マレーシア全土およびボルネオ島内で最も高い山です。 最もアクセスしやすく、ほとんどの人が簡単にトレッキングできます。 地誌学上のプロミネンス(地形突出度)の大きい順に並べると、キナバル山は世界で最も高い山のリストで 20 位にランクされています。*キナバル山はボルネオ島の最高峰なので、この場合のプロミネンスは海岸線からの比高すなわち海抜4,095.2 メートル と同じとなります。
標高 4,095 メートル (13,435 フィート) のキナバル山に登るのに最適な時期は、3 月から 9 月頃の乾燥した季節です。(*) 熱帯雨林のため、天気はやや不安定で、年間を通じてにわか雨が予想されます。 キナバル山の頂上の気温は氷点 0 °C ~ 3 °C まで下がりますが、登山口から山小屋までのトレイルの気温は 6 °C ~ 16 °C です。キナバル公園本部周辺では、約 15 °C ~26℃です。
*季節と天候は、その年により大きく異なる場合があります。
「天災」による事故は別として、登山ガイドの指示に従い登山道から外れない限り、怪我や事故に遭うリスクは少なくなります。 登山者が登山道から勝手に外れて道に迷い、登山中に怪我をしたり命を落としたりする事故が発生していますが、これらの事故は登山者がルールを守らないために発生するものであることにご注意ください。
キナバル山登山のリスクと登山を安全で楽しいものにする方法については、以下のビデオをご覧ください。
パナラバンは、登山者がキナバル山登頂前に宿泊する各種山小屋がある場所です。 標高 3,230 ~ 3,323 メートルに位置します。 ここには、ラバン・ラタ・ レストハウス、ペンダント・ハット、グンティン・ラガダン・ハット、レメイン・ハットなどのさまざまな小屋が集まっています。これらのさまざまな小屋は、登山者にシャワー設備と食事を含む宿泊施設を提供します (温かい食事は、ラバン・ラタでのみ提供されます)。
キナバル山を登るには少なくとも 1 泊 2 日かかります。 1 日目は登山口のティンポホン・ゲートを早朝に出発して5 ~ 7 時間のトレッキングで山小屋に到着し、一晩滞在します。 2 日目は午前 2 時頃行動開始。登山者はローズ・ピークまでの登りに挑戦し、午前 5 時 30 分頃に最高点から鏡のように美しい日の出を鑑賞します。
その後、登山者はチェックアウトのために(ヴィア フェラータのアクティビティに参加していない場合)山小屋に向けて下山を開始します。 引き続き登山口のティンポホン・ゲートまで下ります。 キナバル公園本部に移動し、そこで登頂証明書が渡されます。 その後コタキナバルへ戻るか、その他の目的地に向かいます。
いいえ、登山者は通常の1 泊 2 日の日程に従う必要があります。地震後の 2015 年 9 月に登山が再開されて以来、サバパークス(州立公園)は、日帰り登山許可の発行を中止しました。
はい、できます。 登山者の中には頂上に到達できなかった人もいるかもしれませんが、頂上に到達できなかった人にとっても、キナバル山への旅は大きな価値のあるものとなるでしょう。 山小屋に滞在して、他の人が頂上から戻ってくるのを待つことができます。
はい、山小屋に到着する前に登山をキャンセルまたは中止することができます。登山ガイドがティンポホン・ゲート (登山口) まで下山するお手伝いをします。 ただし、ツアー開始後のキャンセルについては返金は致しません。 別途宿泊費や交通手段の手配に追加料金が必要となります。
登山中は山小屋に一晩滞在することが義務付けられており、推奨されます。 これは安全上の理由と、怪我の可能性を防ぐためです。 ただし、緊急事態が発生した場合は、登山ガイドがあなたの状態を評価し、山岳捜索救助隊 (MOSAR) を要請するかどうかを決定します。 これには当局の承認が必要となり、追加費用が発生する場合があります。
2泊3日がお勧めです。 急性高山病(AMS)のリスクを軽減するため、登山前にキナバル公園やクンダサンタウンなどの高地エリアで一晩過ごすことをお勧めします。 これは登山者が高所に順応できるようにするためです。
それは登山者とメンバーの体力に大きく依存します。 適度に体力のある登山者なら、午前 11 時から午後 2 時までに登山口のティンポホン・ゲートに到達できます。 しかしほとんどの登山者は午後 1 時から 3 時の間に到着します。過去の事例として、登山口到着が午後 10 時になってしまうこともあります。
さらに登山口からキナバル公園本部まで移動して登頂証明を受け取り、さらにコタキナバル市まで戻るまでの所要時間は、約3時間必要です。
お勧めしません。 キナバル山を下山するのと同じ日に空港に急いで行くのは危険が大きく、飛行機に乗り遅れてしまう可能性があります。 理由はいくつかあります: 遅い下山速度、怪我、土砂崩れ、交通渋滞、車両の故障など。弊社はフライトに搭乗できなかったことで生じた損失については、責任を負いません。
旅行期間をカバーする、包括的な海外旅行傷害保険の加入を強くお勧めします。 この保険は、傷害事故、手荷物の紛失、遅延、旅行手配の予期せぬ変更、キャンセル、天災、緊急医療救援、感染症、流行病、テロなどをカバーします。ただし、弊社のすべてのキナバル山登山パッケージにはサバ州による個人傷害保険が含まれています。 しかしながらこの保険の適用範囲と請求額は非常に限定されており、サバパークス(州立公園)の承認が必要です。
メールでのお問い合わせは営業日24時間以内にご返信させていただきます。 スパム/迷惑メールの受信箱に弊社からの電子メールがないか確認することをお勧めします。 また、緊急の対応が必要な場合は、代替の電子メール アドレスをお知らせいただくか、お電話ください。 ほとんどの場合、私たちの電子メールはインターネット セキュリティ プロバイダーによってフィルタリングされ、スパム/迷惑メールの受信箱に入れられているようです。特に Yahoo アカウント所有者にとってはそうです。
キナバル山登山の費用は、弊社が提供するさまざまなパッケージによって異なります。 当社のウェブサイト www.amazingborneo.com に掲載されているキナバル山のセクションにあるキナバル山登山パッケージを参照してください。
通常の登山枠や宿泊施設を確保するには 40% のデポジットが必要で、残金はツアー開始の 45 日前までに支払う必要があります。
ヴィア フェラータの登山枠 / 宿泊施設を確保するには 50% のデポジットが必要で、残金はツアー開始の 45 日前までに支払う必要があります。
ツアー開始前 45 日以内に行われた直前予約の場合、登山枠/宿泊施設とツアー手配を確保するには、100% 全額の支払いが必要です。
キナバル山登山パッケージの予約は、お客様の請求書の発行日から (特に明記されていない限り) 2 ~ 3 日間のみ保持されます。 支払い期限を過ぎた場合、事前の通知なしに予約が自動的にキャンセルされ、登山枠/宿泊施設/ツアー/その他すべての予約が、他の予約者に廻される場合があります。
すべてのご予約は、ご予約時の空き状況によりご利用いただけない場合があります。
航空券の購入には全額の支払いが必要です。
はい、Amazing Borneo Tours & Events でご予約いただくのは間違いなく安全です。 当社はサバ州観光局に認可されたツアーオペレーターとして登録されています。 適切なライセンスなしでキナバル山パッケージを販売する詐欺/偽 Web サイトがいくつか報告されているという事実にご注意ください。 この詐欺業者の被害者となった多くの登山者は、登山許可証も宿泊施設もツアーも受けられず、コタキナバルで立ち往生していました。 会社の住所、連絡先番号、車両の種類が記載された、正規の現地オペレーターから適切な請求書、確認書、およびツアー旅程を必ず受け取ってください。 このような詐欺師があなたの休暇を台無しにしないようにしてください。
キナバル山に登ることを決めたらすぐに予約する必要があります。 登山枠を 3 ~ 6 か月前に予約することをお勧めします。弊社では直前予約も受け付けていますが、空き状況によります。
登山枠とは、登山許可証に関連付けられている山小屋のベッド数を指します。 ベッドの総数は、発行された登山許可の総数に相当します。 弊社で枠を確保すると、宿泊許可と登山許可の両方が含まれることになります。
ただし、正規のキナバル山登山枠を販売していると主張する疑わしい情報源には注意してください。 これらのオンライン情報源を通じて予約し、支払いを行った登山者が、登山許可を得られずに立ち往生するケースもあります。
登山パッケージには下記の2種類があります。
ビアフェラータ登山許可証が付属するビアフェラータ・登山パッケージ。
非ビアフェラー登山許可証が付属する非ビアフェラータ・登山パッケージ。
どちらの種類の登山許可でも、ビアフェラータ活動に参加するかどうかに関わりなくキナバル山 (ローズピーク) の頂上に最初に登頂することができます。
以下の方法が考えられます。:
ご希望の日程で理想的なタイプの登山パッケージ (ビアフェラータまたは非ビアフェラータ) が満席の場合は、代替日をお知らせください。
他に代替日がなく、ご希望の日にのみ登山する必要がある場合は、登山パッケージのタイプを変更することをお勧めします (非ビアフェラータからビアフェラータ、またはビアフェラータ から非ビアフェラータ)。
ただしキャンセルの可能性があるため、後日ご希望の登山枠を得られる可能性がわずかにあります。 弊社としてはご希望の登山パッケージのキャンセルを待つのではなく、いずれかのタイプの登山パッケージが利用可能になったら、すぐに予約することをお勧めしています。 これは、活動内容に関わらず少なくともキナバル山登頂の保証された登山枠を確実に取得するためです。
ご予約後、弊社担当者が指定する期日までのデポの入金が必要で、 通常登山枠と許可を確保するには、2 ~ 5 営業日以内に支払いを受け取る必要があります。 お支払いいただけない場合は、登山予約システムでお待ちの他のお客様に自動的に廻されます。 特別プロモーション料金の場合、または予約時に登山日が 30 日未満の場合は、全額のお支払いが必要です。 お支払いが受領されたら、ツアー開始前に支払い領収書とツアー旅程表を発行します。
パスポート表記の正式名、パスポート番号(マレーシア人の場合は IC 番号 (MYKAD))、国籍、生年月日、連絡先番号 (可能な場合) が必要となります。 すべての詳細は、オンラインの「Manage My Booking(MMB)」ログイン アカウントに完全に入力する必要があります。 また、パスポート又は MYKAD (マレーシア人の場合) のコピーを MMB ログイン アカウントにアップロードする必要があります。 これは、登山枠を確保するためのサバパークス(州立公園)による最新の要件です。 登山の予約を決めた時点かまたはできるだけ早く、記入済みの詳細を弊社に提出してください。 そうしないと、登山許可の申請を進めることができません。 またビアフェラータの運営会社は、提出が遅れた場合登山者 1 人あたり RM100 の違約金を課しますが、これについては弊社では制御できません。
はい。 非フェラータ登山許可証の改訂に伴う名前変更には登山者 1 人あたり RM50.00、ビアフェラータ登山許可証の場合は登山者 1 人あたり RM100.00 の管理手数料が課されます。 MK201およびMK202パッケージを除き、名前の変更や登山日の延期はできませんのでご注意ください。
はい、登山許可は必須であり、サバパークス管理局からのみ発行できます。 登山許可証 (ID タグ) は、登山中常に目に見えるように着用する必要があります。 許可証は特定のチェックポイントで確認されます。 登山許可の総数は、山小屋で利用可能なベッドの総数と同じです。
現在サバパークス(州立公園)が発行する登山許可証は毎日 175 件のみですが、この数は将来変更される可能性があります。 これは主に、日の出前の暗闇の中でローズピーク山頂に登る登山者の安全を監督するための安全上の理由によるものです。 山頂が登山者で混雑し過ぎないようにするためでもあります。
他の国と同様に地元住民には常に市民権の特権があります。 外国人は通常料金を支払いますが、マレーシア人は政府によって大幅に補助されます。
マレーシアのパスポートまたはマレーシアの身分証明書 (MyKad) をお持ちの方のみ。 マレーシアに永住している外国人は対象外です。
いいえ、経験豊富な登山者であっても、サバパークス(州立公園)の安全規制により、すべての登山者/ハイカーには地元の山岳ガイド協会から認定された山岳ガイドの同行が義務付けられています。 登山者 5 名(16 歳以上)毎に登山ガイド 1 名が必要です。登山者が16 歳未満の場合は、登山者2 名毎に登山ガイド 1 名が必要です。
すべての登山者、特に若い登山者や子供の安全を確保するため、サバ州公園管理局はキナバル山登山の山岳ガイドを雇う際に次のガイドラインを課しています。 簡単にするために、16 歳以上の登山者を大人、15 歳以下の登山者を子供と呼びます。
1人の山岳ガイドが同じグループに16歳以上の登山者を最大5名まで同行することができます。
ガイド:登山者(大人5名)
1:5
同じグループに16歳未満のお子様がいる場合、登山ガイド1名につき最大3名まで同行可能です。
ガイド:登山者(大人2名+子供1名)
1:3
ガイド:登山者(大人1名+子供2名)
1:3
山岳ガイド 1 名が同じグループに 16 歳未満の子供を最大 2 名同伴することができます。
ガイド:登山者(子供2名)
1:2
すべての個人またはグループの予約には、サバパークス(州立公園)のガイドラインに従って、必要な数の登山ガイドが割り当てられます。 弊社では登山ガイドを共有するために、異なる登山者のグループを混ぜることはありません。 ただしサバパークス(州立公園)による山岳ガイドの供給が不足し、異なるグループの登山者が混在することになった場合、弊社はそれに応じて登山者に合理的な返金を行います。
グループサイズとは、あなたが選択した混載登山パッケージについての最終的な予約人数を指します。 グループ内の人数が増えれば増えるほど、各個人が支払う額は少なくなります。 グループの人数が減った場合は、それに応じて費用は上昇します。
残念ながら返金はありません。悪天候による山頂閉鎖、天災、個人の健康状態を理由にサバパークス(州立公園)のレンジャーや山岳ガイドから登山を拒否された場合、またはその他の理由により公園当局が登頂の中止を決定した場合など、いかなる状況においても払い戻しは行われません。
現地手配開始前のキャンセルについては、弊社キャンセル条件に準じます。手配開始の4日前以降や手配開始後のキャンセルについては、移動・食事・宿泊・ガイド・登山手配・その他手配について、いかなる返金もありません。
前項(*)に準じます。
前項(*)に準じます。
前項(*)に準じます。
お客様による予約のキャンセルは、書面での通知が必要です。 手配開始の何日前にキャンセル通知を受領したかに応じて、下記キャンセル料を申し受けます。
キャンセル通知を受領した時期:
弊社以外の第三者が提供するツアー商品または個々の予約の場合、例: 航空券、ホテル/ロッジの予約など、それぞれの第三者の利用規約に基づくキャンセル料に加え、各予約ごとに 1 人あたり最低 MYR50 の弊社手数料を申し受けます。
体調や健康状態が良好で、薬を服用している場合は医師の許可を得ている限り、キナバル山に登ることができる年齢制限はありません。 弊社は7 歳から 80 歳までの何千人もの登山者にサービスを提供してきました。 ただし、階段や急な坂が多いため、幼児は 10 歳以上であることをお勧めします。 同様に、高齢の登山者が登山に挑戦するには、健康状態と体力レベルが良好である必要があります。
キナバル公園では登録時に健康診断は行われませんが、登山者全員がキナバル山登頂を試みる前に健康診断を受けることを強くお勧めします。 妊娠中または次の病気に罹患したことのある方は、登山を控えることを強くお勧めします: 高血圧、糖尿病、動悸、関節炎、心臓病、重度の貧血、消化性潰瘍、てんかんの発作、肥満 (過体重) 、慢性喘息、筋肉のけいれん、肝炎(黄疸)。 または、楽しい経験を妨げる可能性のあるその他の病気。
キナバル山に登るのは確かに大冒険ですが、特別な登山技術や装備は必要ありません。 キナバル山の登山には多数の階段を登る必要がありますが、適切なトレッキング シューズ、防水ジャケット、ヘッドランプ、手袋などを用意するだけで登ることができます。 適度に体力があり健康であれば、誰でも自信を持って登山を行うことができます。 定期的にエクササイズを行うと、登頂を成功させる上でさらに有利になります。 www.amazingborneo.com に掲載されているキナバル山のセクションにある「ヒント」と「持ち物」を参照してください。
キナバル山を登るには少なくとも 1 泊 2 日かかります。 1 日目は登山口から早朝に登り始め、5 ~ 7 時間で海抜約3500mまで登って一晩滞在します。 2日目はややテクニカルな内容となり、傾斜15~20度程度のロープにつかまらなければならない箇所もあります。 12 階建ての階段を 1 日に数回、それほど困難なく上り下りできれば、キナバル山への準備としては十分でしょう。
高山病または急性高山病 (AMS) の影響は、体力の優劣に関わらず大なり小なり誰にも現れます。 登山者はめまいや軽い頭痛を経験したり、吐き気や嘔吐に悩まされる人もいます。 症状はさまざまですが、めまい、倦怠感、錯乱、歩行困難、極度の体調不良などが含まれます。 これらの症状が現れた場合は、直ちに運動を中止し、必ず深呼吸を繰り返してください。 最も重要なことは、水分を摂り続けることです。 ひどく苦しんでいて症状が治まらない場合は、低い標高に戻ります。 ガイドに医療援助を求めてください。ガイドはどこへ移動すべきかをアドバイスします。
高山病の主な原因は、急激に高度を上げすぎて酸素の減少に身体が適応できなくなることです。 一般的な予防策には、登山の前夜にキナバル公園エリア (標高約 1,500 メートル) に滞在して徐々に順応させたり、高山病の錠剤を服用したりすることが考えられます。
覚えておくべき重要なルール:
〇水分を補給するために水分をたくさん飲みましょう。
〇登山当日の前に高地で一晩過ごし、徐々に高地に慣れてください。
〇急な上昇は避けてください。 通常のペースでトレッキングし、途中の東屋で休憩してください。 ラヤンラヤン小屋(標高2702M)で順応するために長めに休憩することをお勧めします。
〇登山中苦しくなったら立ち止まり、深呼吸を繰り返しましょう。また睡眠中は呼吸が浅くなるので、山小屋到着後すぐに眠らずに、座って深呼吸を繰り返すことをお勧めします。
予防として軽い利尿剤であるアセタゾラミド(ダイアモックス)を服用することも考えられます。 この薬には順応率を高める効果があると言われています。 登山者が AMS からより早く回復できるように支援することが期待されます。 ダイアモックスは処方薬であるため、適切な投与量については医師に相談する必要があることに注意してください。 また、AMS に役立つポータブル酸素吸入装置を購入するのも一法です。 これらの症状の主な原因は酸素不足です。 吸入器を使って酸素を吸うことで症状の発症が遅くなり、一時的に症状が軽減される可能性があります。 これは体力レベルに関係なく、すべての登山者にとって有効です。
はい、山小屋までは可能です。 山小屋に向かうトレイルのほとんどは階段などで整備された道で構成されているため、悪天候でも大きな影響を受けることはありません。 また、6キロメートルのルート沿いに、いくつかの東屋があります。
最大の懸念は、午前2時にスタートするロウズ・ピークの頂上登山に当てはまります。時折、強風を伴う大雨が降った場合、悪天候の程度によっては頂上への登山が一時中止されるか、完全に中止される可能性があります。 天候が悪い時でもサバ公園管理局が山頂の閉鎖を正式に宣言していない場合には、登山者はパークレンジャーの求めに応じてその場で賠償責任放棄書に署名すれば、急いで登り始めることは可能です。
安全上の理由からサミットを閉鎖する決定を下す場合でも、最終決定はサバパークス(州立公園)の職員に委ねられます。 いずれにせよ平均的な統計に基づくと、頂上登山が完全に閉鎖されるのは年間約 10 ~ 15 回です。
いいえ。登頂またはヴィア フェラータのアクティビティが中止された場合、返金はありません。 このようなケースは弊社の関与出来ない事項であり、登山者の安全のためでもあります。 通常山小屋まで登って、食事込みで一晩泊まることができます。
負傷したことを直ちに登山ガイドに知らせてください。 ガイドがあなたの状態を評価し、必要な行動方針を決定します。
重傷を負った場合、つまり自力で歩くことができないと判断された場合、ガイドは山岳捜索救助隊 (MOSAR) 職員に緊急救助活動を実施するよう要請し、担架で山を下り、次の場所に移送します。 通常ラナウ病院で治療を受けます。 病院の費用やその他はお客様のご負担となります。
軽い怪我の場合は、そのまま登り続けるか、ポーターを雇ってティンポホン ゲート (登山口) まで 1 キロメートルあたり 400 リンギットから 600 リンギット (体重に応じて) の料金で運んでもらうこともできます。
このようなケースすべてがサバパークス(州立公園)の登山者保険で請求できるわけではありません。 より良い補償を得るために、キナバル山旅行に出発する前に、別の海外旅行傷害に加入することをお勧めします。
キナバル山一帯は、事実上飛行禁止区域に指定されています。 生命を脅かすような緊急事態が発生した場合でも、ヘリコプターが出動しない場合があります。 天候は予想に反して刻々と変化するため、視界不良によりパイロットと乗客の命に潜在的な危険をもたらす可能性があるためです。 視界がゼロに近くなり、ヘリコプターが木に衝突する危険があります。 しかし、2010 年 6 月、弊社はローズピーク山頂付近でひどい転落事故に見舞われた少年の命をヘリコプターを使って救うことに成功しました。これは非常に例外的なケースです。 献身的な弊社チームへのサポートをしていただいた、サバパークス管理局、サバ航空、サバ医療センターに感謝いたします。
PIBプレミアムによるサバパークス登山者個人傷害保険の補償内容は、下記となります。
注: 基本の補償額には限度があり、処理に最大 2 か月かかる場合があります。 より良い補償を得るために、登山者は自国で別の海外旅行傷害保険に加入することをお勧めします。
登山の少なくとも 2 ~ 4 週間前に、坂道や階段を歩いたり心血管系のトレーニングを行ったりすれば、登山に向けた体調を整えるのに十分でしょう。
登山に必要な持ち物チェックリストは「持ち物」をご覧ください。 このチェックリストは、ご予約時に登山旅程にも添付されます。 これは標準的なリストであり、必要に応じて変更できます。 ただし、バックパックの重量は 6 ~ 8 KG 以下にすることをお勧めします。
キナバル山登山には必ず靴が必要です。 サンダル、スリッパ、裸足での入場は禁止されており、靴を履いていない場合はサバ公園のレンジャーまたは山岳ガイドによって頂上への登頂を拒否されます。 また安全のためにヘッドランプを持参することを強くお勧めします。 ヘッドランプ(又は懐中電灯)がないと、山小屋から頂上までの登山が拒否される可能性が高くなります。
キナバル公園本部では、1 個あたりマレーシア リンギット (RM) 12.00 の料金で荷物預かりサービスをご利用いただけます。 荷物受け取りタグが渡されますので、登山後に提示して荷物を受け取ってください。
2019年の電力ケーブルの故障のため、全ての山小屋には暖房設備がありません。いずれにせよ小屋内の温度は摂氏約12〜15度程度で、備え付けのベッドリネンや毛布を使用して滞在するのに十分快適です。 寝袋は不要ですが、寒がりの方はシュラフカバーなどを持参すると良いでしょう。 ペンダント小屋(ビアフェラータ専用)には、寝袋が用意されています。
現在ラバン ラタ レストハウスでは、シャワー用の給湯器をご利用いただけません。冷水シャワーのみとなります。
山小屋内の気温は約 12 ~ 15 ℃、ローズピークの頂上では約 -3 ~ 5 ℃に達することがあります。 登頂時には、4層の衣類(透湿性の下着上下・ベースレイヤーとなるシャツやパンツなど・フリースやセーターなど保温着・上下ウインドブレーカーなどの防風着)を着用することをお勧めします。
ポーターが必要な場合は、予約確認時にお知らせください。 登山当日の朝、キナバル公園本部にポーターを待機させてお手伝いいたします。 お支払いは、現地通貨MYRの現金で、ポーターへ直接お願いします。
目的地別重量 (KG) 料金/(RM)
ティンポホン(登山口) - ラバン ラタ小屋 - ティンポホン 10.00㎏/ RM 140
ティンポホン - サヤ・サヤ小屋 - ティンポホン 10.00㎏/ RM 180
ティンポホン - ローズピーク頂上 - ティンポホン 10.00㎏/ RM 200
** 最小重量は 10 kg で、追加重量は 1 kg あたりの料金に基づいて請求されます。
** 記載された料金は目安です。 当日ポーターにご確認ください。
いいえ、ポーターはあなたの持ち物を運んで山小屋までノンストップで歩き、あなたの到着を待ちます。 彼らはあなたと一緒に歩いたり、各東屋であなたを待ったりしません。ですので登山中に必要な物を、ポーターに預けないでください。
最善の方法は、荷物を二つに分けて梱包することです。 1 つはポーターが山小屋まで直接運ぶためのもので、もう 1 つは道中で使う必需品 (水、ランチパック、エネルギーバーなど) が入った個人用バッグパックです。これは登山中はお客様が背負いますので、軽く保つことを忘れないでください。
登山中は水分補給を続けることが最も重要です。 実際にほとんどの登山者は、ティンポホン(登山口)から山小屋までに、約 1.5L ~ 2L の水分を必要とします。 これは予想よりよりも少ないと思われるかもしれませんが、これはトレッキング中に降る雨と高い湿度の影響かもしれません。 なお、昼食の弁当には500MLの飲料水が含まれます。
はい。 東屋には未処理の自然水がタンクに蓄えられており、飲用できます。 ただし胃腸の弱い方にはこの原水は適さない場合があります。 浄水タブレットを持参するか、ご自身が持参しているボトル入り飲料水の飲用が無難です。
ボックスランチには、タンパク質、炭水化物のバランスの取れた食物と果物(例:サンドイッチ、フライドチキン、地元の軽食、ゆで卵、リンゴなど)と、500MLの飲料水が含まれます。 内容は不定期に変わります。ご自身の好きな食べ物を、別途ご持参いただくこともできます。
私たちの標準的なベジタリアン メニューは、オボ ラクト ベジタリアン(卵と乳製品を含む菜食)に基づいています。 ほとんどの場所で対応可能ですが、通常、豆腐・豆などのベジタリアン料理を別途追加するのではなく、単に肉を省略する場合があります。 菜食主義は当地ではまだ一般的ではありません。 なお弊社では、他のタイプのベジタリアンのご要望には、お答えできませんのでご了承ください。ビュッフェやセットメニュー形式で食事を提供するパッケージツアーの場合、肉やその他受け付けない食物には、手を付けないでいただくことをお勧めします。
快適な登山を楽しむには、十分な準備と装備を整えることが重要です。 キナバル公園本部周辺の平均気温は 15°C ~ 24°C ですが、ティンポホン・ゲート(登山口)~山頂トレイル沿いの平均気温は約 6°C ~ 14°C で、早朝には 2°C まで下がることもあります。 山の天気は、晴れから曇り、霧まで様々です。このセクションのご案内を参考に、準備をお願いします。
(未明の出発時から夜明け頃までは0℃近くになることがあり、風が吹くと更に体感温度が下がります。晴天日の日中は、気温が上がります。)
※登頂に不要な荷物は、下山時まで山小屋に置いておくことが出来ます。
いいえ。行う場所や環境はロッククライミングと共通ですが、フェラータは岩場に足場や手がかりを設置し、更に安全確保のためのワイヤーロープをルート全てに固定してあります。そのため特段のクライミング経験がない方でも、ロッククライミングと同様の活動を楽しんでいただけます。
健康で高所恐怖症が無い年齢10~70歳の、冒険好きな方。ルートの形状から、身長は最低130cm必要です。
ハイキングが出来て梯子も登れる方なら、キナバルのビアフェラータを楽しめます。
ウォークザトルク は初心者に最適です。 世界最高所にあるビアフェラータとしてギネスに認定されたフェラータに参加したいなら、ローズピーク・サーキットをお勧めします。 詳細については、弊社ウェブページ をご参照ください。
いいえ。毎日午後4時から始まるビアフェラータの説明と技術実習には、参加者の経験の多寡にかかわらず必ず参加いただく必要があります。これは参加者の安全のためであり、山小屋到着が遅れて講習会に参加できなかった場合でも、翌日のビアフェラータ活動はお断りします。
いいえ、健康上または他の個人的な事由、悪天候、山頂閉鎖などのさまざまな理由によりビアフェラータの活動を行わなかった場合、返金/補償はありません。弊社はそのような状況から利益を得ることはありません。
はい、フェラータの専属ガイドが同行します。行動中は常に安全確保とビアフェラータの用具の使用法の説明など、全てに責任をもってご案内します。彼らと一緒に冒険を楽しんでください。
いいえ。サバパークス(州立公園)の規定により、行動中はビアフェラータ専属ガイドの同行が義務付けられています。
実際のグループサイズにより、他の参加者とご一緒いただく場合があります。
各最大人数は、ローズピーク・サーキットは6名まで、ウォークザトルクは10名までとなります。
開始時間は、活動内容により午前5時30分から午前7時30分です。
はい! ヴィア フェラータ活動は、安全で管理された環境の下で行われます。 ルート、用具、そしてご案内する経験豊富な専属ガイドなどの適切なシステムの下、ビアフェラータ・ クライミングでは、誰でも最も安全な条件下で、この挑戦的なスポーツを体験できます。 ビアフェラータの設備は、定期的な安全検査とメンテナンスも行われます。 あなたがしなければならないのは、楽しむことに集中することだけです。
はい、もちろん! ただし下にいる仲間に落ちて怪我をさせる危険があるため、カメラはバックパックの中に入れることを忘れないでください。 専属ガイドが、安全でカメラを持ち出して写真を撮るのに最適な場所をお伝えします。 また、カメラを常にストラップに固定することをお勧めします。
ビアフェラータ参加者専用のペンダント小屋に宿泊します。ドミトリースタイルで各自用に寝袋をご用意しています。
到着日:夕食は隣のラバンラタ小屋にてビュッフェ
2日目:ペンダント小屋にて登頂前の軽食と活動後の朝食、キナバル公園内で昼食
確実にスペースを確保するには、事前のご予約を強くお勧めします。 ヴィア フェラータを予約するには、info@amazingborneo.com までお問い合わせください。 お問い合わせには、可能な限り 24 時間以内にご返信させていただきます。
ビアフェラータ主催者は、活動に必要な安全装置を全てご提供します。その他の持ち物については、FAQ内の「持ち物」をご参照ください。
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